グラス・アート瑠璃工房

グラス・アート瑠璃工房は自然に恵まれた信州安曇野にあるとんぼ玉およびガラスアクセサリーの創作工房です。

TEL.0263-82-9714

〒399-8303 長野県安曇野市穂高8207-4

春の展覧会のご案内(その3)

みなさん、こんにちは。

3月に入り、日の光もいっそう春らしくなったと思ったら、今日は雪が舞った安曇野です。

下の画像は、由美画廊(浜松市)にて現在開催中の展覧会に出展されている、ある作品に使用されているガラスフリットですが、春らしい色だったので、視覚的に暖がとれるかな~と思い、載せてみました。展覧会を直接ご覧下さった方は、どの作品に使われているか、考えてみてくださいね~。(あたっても景品とかはありません。すみません)

さて、3月半ばには、藤田喬平ガラス美術館(宮城県松島町)の展覧会が始まります。
以下詳細です。

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第5回 きもち 繋ぐ おくりもの展

会期 : 2017年3月15日(水)~4月12日(水)
会場 : 藤田喬平ガラス美術館
所在地 : 〒981-0215 宮城県宮城郡松島町高城字浜1-4
お問合せ : 022-353-3322
HP : http://www.ichinobo.com/museum/index.html
営業時間 : 9:30~17:00(最終日は13:30まで)

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春らしい作品がそろった作品展です。
春の贈りもの選びにぴったりですので、ぜひお立ち寄りください。

 

春の展覧会のご案内(その2)

みなさん、こんにちは。

先日お伝えした、浜松の由美画廊さんの展覧会が、3月1日から8日まで開催されます!
DMの画像を、トップページの展覧会情報に追加しましたので、またチェックしてみてください。
画像をクリックしていただくと、大きい画像がご覧いただけます。

さて、DMはトップページでご確認いただくとして、ブログでは、当工房から同展覧会に出品する、すがりかと寺島美弥の作品を、それぞれご紹介したいと思います。


まずは、すがの作品から。繊細な白のレース模様を透明感のある青が縁どります。
このトップだけでも美しいのですが、アクセサリーとしても完成度が高いので、画像には写っていないネックレス全体も含めてご覧いただきたい作品です。


こちらは、寺島のアネモネをモチーフとした帯留です。点打ち技法で描かれたかわいいアネモネは、青赤白の三色。春らしい背景色もお花を引き立てます。

これらの作品のほかにも、多数出品しております。
細かいところなどは、会場でお手に取ってご覧いただければ嬉しいです。
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「ランプワークのガラス」展

会期 : 2017年3月1日(水)~3月8日(水)
会場 : 浜松 由美画廊
所在地 : 〒430-0936 静岡県浜松市中区大工町303-15 アートユミビル
お問合せ : (053)455-0004
HP : http://www.art-yumi.com/
営業時間 : 会期中無休
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ぜひ、お立ち寄りください。
みなさまのお越しをお待ちしております。

スタッフ講習会2017年2月

みなさん、こんにちは。

夜半から降り出した雨もやみ、桜でも咲いてしまうんじゃないかというくらい暖かくなりました。
そんな春めいた今日は、スタッフの技術向上を目的として行われる、月に一度の講習会です。

今回の“先生”はスタッフの寺島美弥です。

 デモンストレーション後、たっぷり時間を取り、それぞれ実習しました。

 


実習でTさんが制作した、お花入りのフック付トンボ玉です。かわいい!

新しい技術を得たことで、また新しい作品が生まれるかもしれません。

春の新作、制作風景から

みなさん、こんにちは。

朝晩、寒いとはいえ、日差しがちょっと春らしくなって、日中もやや暖かくなりました。

前からお伝えしていますように、いま、工房は新作カタログの準備で大忙しです。

今回は、カタログの準備と並行して進んでいる新作アクセサリーの制作風景から、アクセサリーになる前の、制作途中のガラスたちを、スナップ写真のようにご紹介したいと思います。

まずは、素材から。

みなさんの微妙な反応が目に浮かぶようです。「これなんぞ?」って。
これは、四角いガラスがビニール袋の中にたくさん入っている様子です。
作業中、この不思議な奥行きを、つい眺めている自分がいます。
この四角いガラスは、れっきとした定番作品の材料なんですよ。

つぎは、アクセサリーとして完成間近のガラスたちです。

元気いっぱいのビタミンカラーです。

 
そして、落ち着いた大人な雰囲気の色彩。

もうじき、アクセサリーの形になって、みなさんのお手元に馳せ参じます!

閑話休題

みなさん、こんにちは。

工房の寒い廊下にずっと置いてあったアイビーの鉢植えを、暖かいガスバーナーの部屋に持ってきたところ、かわいい新芽がちょいちょいと出てきてくれました!

新作カタログの制作も佳境のなか、忙中癒しありといったところでしょうか。

寒い廊下では、まるで冬眠するように、枯れないまでも新芽は一切出さなかったアイビーですが、暖かく環境がかわったことが幸いしたんですね~。

5日前のアイビーが、下の画像です。

そして、次の画像が今日のアイビーです。

5日目に、たくましく首が持ち上がりました!

大きくなあれ~。

2017年新作カタログ

みなさん、こんにちは。

 

1月20日から2月6日まで、約2週間のあいだ投稿に穴をあけてしまったこのブログですが、その間一体何をしていたかといいますと・・・・・・

2017年の新商品のデザイン会議が佳境となっていました!

そして、ようやくデザインが固まったので、カタログのための撮影が先日始まりました。


毎年、撮影を担当してくださる堀金さんが、スタジオを組み立てて準備しています。


いよいよ撮影です。社員総出で、アクセサリーの位置を調整しているところです。
写真から、真剣な空気が伝わってきますね!


1枚撮ったら、パソコンですぐチェック。きれいに撮れているでしょうか・・・・・・

今回撮影していただいた画像が、瑠璃工房のホームページでも使用されるかもしれません。
 また、作家作品のページなど、のぞいてみてくださいね。

 

春の展覧会のご案内(その1)

みなさん、おひさしぶりです。

前回の更新から、はや二週間。

二週間前、来週から春の展覧会のお知らせをしていきますね~。などと、調子のよいことをお話ししておきながら更新が滞ってしまい、心から反省しております。

さて、改めまして今週から、今度こそ本当に、グラス・アート瑠璃工房が参加予定の春の展覧会を、順番にご案内していきたいと思います。

まず、こちら。

「ランプワークのガラス」展

会期 : 2017年3月1日(水)~3月8日(水)
会場 : 浜松 由美画廊
所在地 : 〒430-0936 静岡県浜松市中区大工町303-15 アートユミビル
お問合せ : (053)455-0004
HP : http://www.art-yumi.com/
営業時間 : 会期中無休

当工房からすがりか寺島美弥が出品します。(作家の名前をクリックしていただくと、過去の作品をご覧いただけます)

 

会期が近くなったら、また追加情報など、ご紹介したいと思います。

制作風景から「バナナの皮」

みなさん、こんにちは。

寒い日が何日も続くと、次第に体が慣れてくるものですね。
足の裏と腰に貼っていたホッカイロも寒さに慣れていらなくなりましたが、みなさまはいかがおすごしでしょうか。

 

さて今回は、制作風景をちょっとご紹介します。
まずこちらをご覧ください。

ちょっと!こんなとこにバナナ置いたのだれよ?
バナナが完熟した証、シュガースポットも見事にでているって、あれ?これは!

焦げがついたガラスじゃないですか~。な~んだ・・・・・・

いやはや、わざとらしくてすみません。

とんぼ玉に入っている、お花などのパーツを作る方法は、基本的に金太郎飴といっしょです。
ただ、素材がガラスなので、びよ~んと細長くのばすためには約800度の火であぶり、柔らかくする必要があります。
したがって、のばしたての棒でも数百度のアツアツでして、触れたものすべて焼け焦げます。
このシュガースポットは、木の焦げがくっついてできてしまったんですね。

制作中にはよくあることなんです。紙、木、プラスチック、布、様々なものをよく焦がしてしまいます。
工房の机やカーペットにも、そんな焦げ跡がいっぱい。でもそれは、日々の努力の証とも言えましょう。

 

来週から、このブログで、春に開催される展覧会のご紹介などしていきたいと思っています。
トップページでは、すでに情報が掲載されていますので、チェックしてみてください!

 

雪景色

みなさん、こんにちは。

日本各地で大雪の大騒ぎ。
長野でも、運休や通行止めが相次いでいるのは困ったものですが、一方で、ようやく馴染みの風景になったなぁ~と、どこかでほっとしています。

工房のおとなりの田んぼはこんなかんじです。
これだけ見たら、綿なんだか雪なんだか・・・・・・

工房の廊下の窓を開けて撮影していたら、手がかじかんでしまいました。
寒い寒いと言いながら部屋の中に戻り、ふと花瓶に挿した梅の枝に目が留まりました。

香川出身のスタッフのお母さまが送ってくださった梅です。

よ~く見ると、小さな梅がひとつ、ほころんでおりましたよ。

工房の中には、一足早い春が訪れていました。

厳冬の早朝に行われる北小倉の伝統行事

みなさん、こんにちは。

先日の3連休はいかがでしたか。お正月の疲れ?をここで癒した方も多かったのではないでしょうか。

7日の土曜日の早朝6時に、安曇野市三郷地区の北小倉にて行われた「三九郎」というお祭りを見学してきました。とんぼ玉とは直接関係ありませんが、冬の風物詩のひとつとしてご紹介させていただきたいと思います。

「三九郎」とは主に長野県の中信地方に伝わる、子供たちの一年の健康を願う小正月の伝統行事です。

さて、北小倉の三九郎の何がすごいかといえば、太陽や月の飾りを付けた塔のような御柱を立てることです。これが、想像以上に高かったのです。画像の下の方に写っている人たちの小ささで、御柱の大きさがお分かりでしょう。およそ15メートルですって。元旦の早朝5時に子供と親たちが集合し、この御柱を建てたそうです。

私が見学した7日は、御柱をねせる(倒す)まさにその時でした。御柱が倒されたあと、田んぼでは“どんど焼き”がおこなわれました。

昨年の10月から準備を始めて厳冬の早朝に行うこの伝統行事、他地域ではすでに行われなくなったり、簡略化されたりも多いと聞きます。長野県の無形文化財に指定されているとはいえ、本当に大変なことです。そして、今年の北小倉の三九郎の大将(責任者)は、わが工房スタッフのAさんご一家でした。心からお疲れ様でした。

安曇野は、ちょっと変わった面白い風習が多く残る、そういう意味でも素敵なところです。