みなさん、こんにちは。
先日の3連休はいかがでしたか。お正月の疲れ?をここで癒した方も多かったのではないでしょうか。
7日の土曜日の早朝6時に、安曇野市三郷地区の北小倉にて行われた「三九郎」というお祭りを見学してきました。とんぼ玉とは直接関係ありませんが、冬の風物詩のひとつとしてご紹介させていただきたいと思います。
「三九郎」とは主に長野県の中信地方に伝わる、子供たちの一年の健康を願う小正月の伝統行事です。
さて、北小倉の三九郎の何がすごいかといえば、太陽や月の飾りを付けた塔のような御柱を立てることです。これが、想像以上に高かったのです。画像の下の方に写っている人たちの小ささで、御柱の大きさがお分かりでしょう。およそ15メートルですって。元旦の早朝5時に子供と親たちが集合し、この御柱を建てたそうです。
私が見学した7日は、御柱をねせる(倒す)まさにその時でした。御柱が倒されたあと、田んぼでは“どんど焼き”がおこなわれました。
昨年の10月から準備を始めて厳冬の早朝に行うこの伝統行事、他地域ではすでに行われなくなったり、簡略化されたりも多いと聞きます。長野県の無形文化財に指定されているとはいえ、本当に大変なことです。そして、今年の北小倉の三九郎の大将(責任者)は、わが工房スタッフのAさんご一家でした。心からお疲れ様でした。
安曇野は、ちょっと変わった面白い風習が多く残る、そういう意味でも素敵なところです。
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